第4話  ヒエログリフを書いてみよう!!



ヒエログリフは、古代エジプトの神殿や墳墓の壁などに書かれた、象形文字です。
文字自体、神聖なものとされ、聖刻文字、あるいは神聖文字とも呼ばれています。
ヒエログリフは、とてもシンプルなラインであらゆる物を表現しているわけですが、どれも本当に美しく図案化されていることに驚きます。
そして、その古代の文字を解読するのは、大変な作業だったようです。
ナポレオン率いるフランス軍がエジプト遠征の際、ロゼッタという町である石碑を発見します。
その石碑には、同じ内容のものが、ヒエログリフをはじめ3種類の文字で刻まれていました。
そのロゼッタ・ストーンを手がかりに、フランスのジャン・フランソワ・シャンポリオンが解読を始めましたが、作業は予想外に難航したようです。
というのも当時、学者たちの間で、象形文字であるこのヒエログリフは、表意文字(文字自体が意味を持つ文字)であるという固定観念に縛られていたからです。
シャンポリオンも例外ではありませんでした。
しかし、彼はその観念に疑問を持ちはじめ、ヒエログリフが表音文字(単に音を表現する文字)ではないかと、考えるようになります。
そしてついに、シャンポリオンは20年の月日を経て、『クレオパトラ』という王名の解読に成功し、それをきっかけに、解読作業は飛躍的な前進をみせたのです。
このように、ヒエログリフは非常に興味深い文字です。というのも、象形文字としては珍しく、表音文字が多いということ・・・。
日本語に当てはめると、文字自体意味を持つ表意文字的な漢字と、音を表現する表音文字的な平仮名やカタカナが入り混じったようなものなのです。
ですから、現代人の私たちでも、古代文字であるヒエログリフを使うことができるわけですね。

そんなヒエログリフで自分の名前を書いてみよう〜!というのが、今回のテーマです。
古代エジプトの王や王女の名前は、『カルトゥーシュ』という長方形の枠の中に刻まれました。
王族ではない私たちですが・・・せっかくなので、『カルトゥーシュ』を使わせていただきましょう。
エジプトへ旅行した方なら、金や銀でできたカルトゥーシュのペンダントヘッドに、ヒエログリフで自分の名前を入れてもらったんじゃないでしょうか?(そんな私も持っています・・・)
下にある表は、ヒエログリフとアルファベットを対照させたものです。
それを使って、さらに下にあるカルトゥーシュの中に、ご自分の名前を入れてみましょう。
ちなみに横にあるのは、『ZAMALEK』とヒエログリフで入れたものです。(ちょっと縮小して配置しました)
ペイントソフトなどを使って、自分の名前など入れて楽しんでくださいね。


ヒエログリフ
ヒエログリフ〜アルファベット対照表

カルトゥーシュ    ZAMALEK



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