God's SALOON
古代エジプトから… ホルスと申します!!
インドからガネーシャ君が出たなら、エジプトからは、まず僕が出なければ。
おっと、初めまして、僕は古代エジプトの神、ホルスと申します。
どうしてガネーシャ君に対抗しているかって!?
いやね、彼が『ヒンドゥー界のサラブレット』なんて言うからさ、僕だって『古代エジプト神話界の親の七光☆』…じゃなくて、『古代エジプト神話界のプリンス★』だということをアピールしなければ…と思いたったのです。
あの有名な父オシリスと母イシスの息子という、ガネーシャ君に負けないくらい、輝かしい家柄なんですよ!!
ただ僕の場合、父をセト叔父さんに殺されてしまうという、辛い辛い過去を引きずっているわけですがね…
そのことは後ほど、甦った父から詳しい話があると思います…
とまぁ、僕にはこんなトラウマがあるわけで、ガネーシャ君とは一味も二味も違うのですよ。
あっ、でも誤解しないで下さいね。僕はガネーシャ君とは、とても仲良しなのです!
このサロンで会ってすぐに、うちとけて仲良くなりました。
僕たちはどこか似ているのでしょうね、有名な親を持つ子供の辛さも分かち合えますし…
「ガネ」と「ホル」の仲なのです。
彼のことはさておき、僕の話を致しましょう。
世界的に有名なのは、私の眼である『ホルスの眼』。
僕の眼は護符として、人々からとても大切にされているのですよ。
『邪眼』という言葉を聞いたことがありますか?
読んで字のごとく、邪悪な眼のことで、それに見入られると、不幸や災いにみまわれると言われ、忌み嫌われている存在なのです。
その眼に対抗するために、僕の眼が使われているわけです。
いわゆる、”元祖・にらめっこ”というわけです。
凄いところは、僕の眼は絶対に負けないことでしょうか(キマった…)。
そう、他の国でも眼の形をしたお守りが見られますね。
トルコの青い眼のボンジュウ(ボンジュック)なども有名だし、航海の安全を願って舟の先に眼を描くところもあるようですね。
また、瑪瑙を研磨して、眼の模様になるものは、護符として大変珍重されていました。(もちろん今もです)
そして、人々はガラスに眼の模様をつけるようになり、ビーズなどの装飾品として広く使用するようになったのです。
結局どの眼も、邪眼除けの意味があるわけです。
まぁ、僕の眼が一番人気なのは言うまでもありませんけどね(フッ…)。
ですが、(話をぶり返すわけじゃありませんが)日本じゃ、やはりガネーシャ君が凄い人気で…
僕なんて、【古代エジプト展】とか、【N☆K番組】や【世界〇〇〇発見!】くらいでしか取り上げられないじゃないですか(;_;)
だから、僕のファンはわりと年齢層が高いのです。
もっとガネーシャ君みたいに、Tシャツとか、ポストカードとかにプリントされて、若い女の子にキャーキャー言われてみたいのです!!
誤解しないで下さいよ。僕のTシャツやポストカードだって存在するのです。
ただ、若い女の子が持っているとは思えない…というだけです。
やはり、象顔にはかなわないのでしょうか〜。
僕の頭はハヤブサで、カッコイイと自分では思っているのですが…
…
…
あっ、そうか!!僕はカッコイイんだ!!
かわいいガネーシャ君とは、別の世界の神さまなんですね!
ウム、ウム。(深くうなずく)
皆さんありがとう!僕は、自分の道を胸を張って進むことに決めましたよ!!
これからは、僕を見かけたら「ホル」って呼んで下さいね!!
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